エナメルとガラス素材の手入れ

エナメルとは
エナメルレザーもしくは、パテントレザーと呼びます。
染色した革の表面に、ウレタン系エナメル樹脂などの塗料で、表面をコーティングし、強い光沢を出した革のことです。
エナメルレザーは、湿気を嫌います。
湿気の多い場所や、靴箱の中に入れたまま放置すると、季節や保管状態によって、ウレタンの劣化でべたつきなどが生じやすくなるので注意が必要です。
日本のような高温多湿の環境では、しまい込まずに日常的に使う方が劣化を防げます。
また、他の素材に比べ、雨には多少強いものの、寒さや乾燥に弱く、ひび割れすることもあるため、定期的なお手入れが必要になります。
エナメルのお手れ方法は、汚れをクリーナーで落とし、エナメル専用の液体かチューブタイプのクリームを塗り、柔らかい布で磨きます。
ガラスとは
ガラス革は、クロム鞣しした革に、タンニン鞣しを施し、繊維を引き締めた後、ガラスの板やホーローの鉄板に張り付けて乾燥させた革です。
革の表面を削ってならしてから、顔料と合成樹脂で仕上げます。
革のぎん面(表面)を削ってしまうため、ガラス革の表面には毛穴がまったく見えません。
ぎん面を削るので、革本来の味は落ちる素材と言えるでしょう。
エナメルよりも柔らかい光沢が特徴です。
学生の履くハルタのローファーなどの素材などもガラス革です。
お手入れは、表革の手入れとほぼ同様で、クリーナーで汚れを落とした後、靴クリームを少量塗り、柔らかい布で磨き、ブラッシングで仕上げます。
ガラスのお手入れは、特に神経質になる必要はありませんが、表面に傷がつくと、その傷を消すことが難しい素材です。
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