起毛素材の種類と手入れ

起毛(きもう)素材とは
革の仕上げ方法の一種で、表革や裏革を毛羽立たせ、ビロードのような風合いを出した素材のことで、毛足の長さによって名称が変わります。
スエード
革の裏側を目の細かなサンドペーパーなどで毛羽立たせた素材。
上質なスエードにはカーフなどを使います。
毛足が整ったビロードのようにキメの細かな手触りと、毛足の流れが特徴です。
主に冬の靴素材です。
ヌバック
革の表革(ぎん面)を起毛させたもの。
スエードに比べて毛足が短いことが特徴です。
一般的には春夏の素材と言われ、起毛素材の中で唯一年間通して履ける素材と言えます。
ベロア
成牛革の裏面を起毛させたもの。
スエードに比べ毛足が荒く、ボソボソとした印象の肉厚な質感です。
主にカジュアルシューズに使われる素材です。
ハラコ
胎児から生後間もない仔牛の毛皮。
ゼブラ柄、ホルスタイン柄、ヒョウ柄などの様々な柄をプリントをして使うことが多く、婦人靴でよく使われます。
起毛素材の普段のお手入れ
・ 豚毛か馬毛のブラシ
・ 防水スプレー
ほこりを吸いやすい素材のため、履き終わったらすぐにブラッシング。
おろす前に防水スプレーをかけておくと汚れを防げます。
ハラコ以外の起毛素材は、色が薄くなってきたらスエード専用の補色剤を使います。
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